セファログラム(頭部X線規格写真)の種類:ラテラルとP-A

矯正歯科の象徴みたいなレントゲン写真~セファログラム(=頭部X線規格写真)の
種類を2つ押さえておきたいと思います。

1.側面頭部X線規格写真
 横向きの頭部(首から上)のレントゲン写真です。横顔のシルエットが明確に表現
されます。骨格の前後的な問題や、垂直的な問題を浮き彫りにすることができます。

2.正面頭部X線規格写真
 正面を向いた頭部(首から上)のレントゲン写真です。左右的な非対称性を確認
する上で有用です。

私の医院では、上記2種のセファログラムを撮影しています。
そこで、問題なのですが、患者さんの持つ問題を把握し、矯正治療の方針を
立案する上で、どちらのレントゲン写真が重要でしょうか?

免許証でもパスポートでも、正面の顔写真が使われますが・・・

答えは、1.
側面頭部X線規格写真のほうが、圧倒的に重視されます。
横顔のレントゲン写真のもつ情報は、非常に大きいです。

私の勝手な重み付け(重要度の比較)ですが・・・
正面頭部X線規格写真の重みが1とすると、
側面頭部X線規格写真の重みは20以上、にもなると思います。

ちなみに、矯正歯科医の間では、
側面頭部X線規格写真は、「ラテラル セファロ」
正面頭部X線規格写真は、「P-A(ピーエー)セファロ」
と呼ぶことが多いです。

P.S.
「ラテラル lateral」 という英単語は、あまり馴染みがないと思いますが、
ゴルフをされる方には、「ラテラル ウォーター ハザード」という言葉に
ピンとくるのではないでしょうか?

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