セファログラム(頭部X線規格写真)の種類:ラテラルとP-A

2009 年 7 月 3 日

矯正歯科の象徴みたいなレントゲン写真~セファログラム(=頭部X線規格写真)の
種類を2つ押さえておきたいと思います。

1.側面頭部X線規格写真
 横向きの頭部(首から上)のレントゲン写真です。横顔のシルエットが明確に表現
されます。骨格の前後的な問題や、垂直的な問題を浮き彫りにすることができます。

2.正面頭部X線規格写真
 正面を向いた頭部(首から上)のレントゲン写真です。左右的な非対称性を確認
する上で有用です。

私の医院では、上記2種のセファログラムを撮影しています。
そこで、問題なのですが、患者さんの持つ問題を把握し、矯正治療の方針を
立案する上で、どちらのレントゲン写真が重要でしょうか?

免許証でもパスポートでも、正面の顔写真が使われますが・・・

答えは、1.
側面頭部X線規格写真のほうが、圧倒的に重視されます。
横顔のレントゲン写真のもつ情報は、非常に大きいです。

私の勝手な重み付け(重要度の比較)ですが・・・
正面頭部X線規格写真の重みが1とすると、
側面頭部X線規格写真の重みは20以上、にもなると思います。

ちなみに、矯正歯科医の間では、
側面頭部X線規格写真は、「ラテラル セファロ」
正面頭部X線規格写真は、「P-A(ピーエー)セファロ」
と呼ぶことが多いです。

P.S.
「ラテラル lateral」 という英単語は、あまり馴染みがないと思いますが、
ゴルフをされる方には、「ラテラル ウォーター ハザード」という言葉に
ピンとくるのではないでしょうか?

セファログラムをトレース三昧の生活

2009 年 7 月 2 日

ここ2,3か月の間、セファログラムのトレースの勉強を、
矯正科に入局して以来、今までにない位に、かなりの時間をかけて
続けています。

セファログラムとは、日本語では頭部X線規格写真という名称で
呼ばれているレントゲン写真の一種です。
セファログラムを撮影するためには、専用のレントゲン撮影装置が
必要となります。

矯正歯科治療の診断や治療計画を立てたり、矯正治療の
前後の変化を評価したりするために非常に有用なので、
矯正歯科を主たる診療科目としている歯科医院では、
必ずセファログラムを撮影します。

明日以降、矯正歯科では非常に重要なセファログラム
(略して、セファロ)の話題を続けたいと思います。

おはスタ ムッシータウンが気に入ってます

2009 年 7 月 1 日

早起きすると、6時45分から「おはスタ」を「ムッシータウン」から
みられるんですけど、面白くてとても気に入っています。

中でも僕が大好きなのは、「あるある詩吟」のヤスダくんと、
「クールな英語」のアリエル先生です。
それから、6時58分頃からはじまる、「うちゅう人 田中太郎」も
再放送みたいですけど、僕はこういうの大好きで、
毎回メチャメチャ笑わせてもらってます。

事務連絡:6月中の診療予定です

2009 年 6 月 18 日

6月末日まで、平日の診療をほとんど休診させて
頂きます。明日以降、
通常どおりに診療している日は以下の通りです。
6月20日(土)
6月21日(日)
6月27日(土)
6月28日(日)

平日であっても、すでに予約済みの方の診療は、
予定通りに行いますので、ご安心ください。
また、電話応対は午後5時まではお受けいたしております。

なお、急患応対につきましては、当日午後5時までに
お電話いただけましたら、緊急度にもよりますが、
同日午後7時以降に応対できる可能性があります。

大変ご不便をお掛けいたしますが、今しばらく
何卒よろしくお願いします。

昨日はウチの小学校の運動会でした

2009 年 6 月 3 日

先週の土曜日が運動会だった学校は多かったと思いますが
あいにくの雨でしたね。
ウチの小学校は、火曜日に順延となり、行ってまいりました。
徒競走に、組み体操に、応援合戦に・・・と、運動会でやる
ことって、自分の子ども時代とほとんど変わってないですね。
懐かしい気持ちを味わってまいりました。
子どもはまだ低学年なのですが、5,6年生の組み体操には
とても感動したようです。

昨日の診療日時を変更してくださった皆様には、
本当に感謝いたしております。
ありがとうございました。

P.S.
本日は受付業務を含めて休診させていただきます。
今週は、金・土は通常通りに営業いたしております。
週末の第1日曜日は、定例の出張診療のため定休日です。

P.P.S.
6月末日までは、平日の営業短縮が続きます。
ブログ更新も週1回程度といたしますが、
よろしくお願いします。

業務連絡です:5月の診療について他

2009 年 5 月 22 日

ご訪問くださり、ありがとうございます。
当方、ひとつの目標にフォーカスすべく、平日の診療を
大幅にお休みさせて頂いております。
週末23日は通常通りです。24日は、以後急患対応のみとさせてください。
25~28・30日は、受付業務も含めてお休みとさせて頂きます。

簡単に申し上げますと、来週は月~土曜日まで、応急処置以外、
全部休みます。
ご希望の(通院中の)患者さんには、緊急連絡先をお教えいたします
ので、23・24日にお電話をいただければと思います。

P.S.
現在のところ、メールアドレスは公開いたしておりません。
昨年まで使用していたアドレスが某ページに掲載されている
ままの状態ですが、閲覧するための手続き作業を実行できておりません。
某アドレス宛にメールをお送りになられても、私は読むことができません
ので、ご容赦くださいませ。

5月・6月はかなり診療を休みます

2009 年 5 月 12 日

以前にも少し書きましたが、6月末日までは、相当に診療を
お休みさせて頂きます。今週におきましても、昨日は終日出かけておりまして、
明日も私は不在となります。
ブログの更新も途切れがちですが、ご容赦いただきたいと思います。

GW中の読後レビュー:勝間和代さんの「断る力」

2009 年 5 月 5 日

皆さん、GWはいかがお過ごしですか?
こちらは、すっかり非日常モードに入っております。
今日みたいな雨の日は、まったりと読書するのには、うってつけだと
思いません?

今日は、勝間和代さんの「断る力」(文春新書)を読み終えました。
皆さんも、ぜひお読みになることをオススメしたいと思います。
本書では、「時間」や「エネルギー」という貴重な資源をいかに浪費せずに、
自分の本当にやりたい事をやって、世の中の役に立てる人間になるには
どうすればいいのかな、という(私なりの)疑問に対して、著者がバッサリと
斬り込んでいってくれます。
比較的短時間で読み切れますが、何回も繰り返して読み込んでいくべき
タイプの本です。まさに時代にマッチしたビジネス本なのですが、
おそらく30年後に読んでも古さを感じさせない内容であり、これから版を
重ねて読み継がれていくのではないかと思います。
本書の中で紹介されている本には、読んだことがある名著が何冊か
含まれていました。この本をきっかけに、確実に読書の幅を拡げることが
できると思いますよ。

P.S.
本のレビューは、今後も時々やっていこうと思います。

P.P.S.
紹介した本はビジネス本のカテゴリーに入るけれど、主婦の方にも
いろいろと参考になると思いますよ。

多くの歯科医にとって、「拡大」というと上顎がまず連想される理由

2009 年 5 月 1 日

先日の投稿では、同業の矯正歯科医の先生からコメントを頂きました。
ありがとうございます。
そこで、下顎の拡大について、話を深めていこうと思っています。
今日は、その前段階・イントロダクションです。

成長期の患者さんに対しては、顎を、あるいは歯列を拡大をする必要性を
感じることは、とても多いものです。しかし、実際の治療では、どちらかというと
上顎に対するアプローチにとどまることが、一般的には多いように思えます。

それはなぜでしょうか?
私は、2つの理由があると思っています。
第一の理由は、解剖学的なことなのですが、
上顎骨には、「正中口蓋縫合という縫合部がある」、ということです。
そして、第二の理由は、上顎を拡大するための装置はいろいろあるけれど、
下顎を拡大するための装置、というのが、上顎に較べてイメージしにくい、
(実際、数としては多くないでしょう)ということだと推察しています。

明日は、第一の理由―正中口蓋縫合に関する話題を掘り下げたいと思います。

ならば、下顎犬歯がはえてくる前に、下顎前歯の叢生は治しちゃったほうがいいんじゃない?

2009 年 4 月 29 日

「下顎の犬歯間の幅は変化させても安定しない」という有名な報告がある、
という話を昨日しました。
でもさぁ、犬歯と犬歯の幅を定規で測って、比較してるンでしょ?
この報告をしている先生は、犬歯が生えてる人を調査対象としていることは、
明らかだよネ。犬歯がはえてくる前の年齢の患者さんのことは、当然、
議論の対象外だよね。

私の主張は、こうです。
「下顎の犬歯がはえてくる前に、前歯の叢生が認められる患者さんは、
早期に治療を開始するほうが良いのではないですか?」
ということを、強く主張します。
前歯の叢生(凸凹)は、小学校低学年で治療をはじめよう!
そして、下顎犬歯がちゃんと自然に、広くはえてくるような
環境を作っていこう。

このようにしておくと、全ての乳歯が抜けて、永久歯列になってからの
マルチブラケット装置を用いた治療が、とてもスムーズにいくんだよ。
そして、治療を終えた後の、長期にわたる安定性にも、よい影響を
与えるのではないかと、自分は考えているんだ。